大澤信亮

批評家・日本映画大学准教授

今月の仕事

「新潮」9月号の連載「小林秀雄」第3回は、富永太郎と、小林の小説について書きました。大岡昇平江藤淳以来、小林と富永の相互批評は肯定的に論じられてきたのですが、ここでは内容に即せば読み取れる、すれ違いに注目しています。その上で、何十年かけても忘れない、死んだ友達のことを考える小林の気持ちを想像しました。

「波」9月号(今月27日発売)に藤野可織氏『爪と目』の書評を書きました。ネットでも読めるはずです。

僕の知る『新世紀神曲』の書評です。

山城むつみ「ブツなき内省のゆくえ」(「群像」9月号)
赤木智弘「内省という名の闘い」(共同通信欄)

両氏とも大変真摯に書いて頂き、この場で軽々しく返答できません。