最近の仕事
「新潮」3月号の「小林秀雄」第9回は「様々なる意匠」について書きました。
「群像」3月号で大澤真幸氏と対談しています。
「波」3月号(今月27日発売)で古井由吉氏の『鐘の渡り』の書評を書きました。
昨年末以来、大学の講義と入試業務、その合間に原稿を書くという日々が続いており、近況を報告するタイミングを逃していました。今月もまだ、7年ぶりにパソコンを買い替える準備を進めたり、その他もろもろで落ち着きません。
真幸さんとの対談(どちらも大澤なのでお互い名前で呼び合うのです)は、読んでくれた方から「読み逃さなくて良かったと心底思いました」と言ってもらえる、充実の内容となりました。思えば僕の文芸誌での対談は初めてです。改めて真幸さんに感謝します(この対談を踏まえて来月の「群像」で『〈世界史〉の哲学 東洋篇』の書評を書きました)。
それから古井氏の書評、分量はそれほど多くありませんが、今年最初の書評としてこれを書けたことに満足しています。「波」のサイトで読めるようになるはずなので、気に留めておいて頂けるとありがたいです。