大澤信亮

批評家・日本映画大学教授

今月の仕事

「新潮」4月号の「小林秀雄」第10回は、初期の連載文芸時評(「アシルと亀の子」以下)について、とくにマルクス主義者との論争について書きました。次回は文芸面について書きます。

「群像」4月号で大澤真幸氏『〈世界史〉の哲学 東洋篇』の書評を書きました。

「すばる」4月号で中島岳志氏と対談しています。

中島さんは、僕にとって、数少ない物書きの友人の1人です。だからこそ、踏み込むべきところは踏み込めるし、お互いに自分の弱点を率直に語った上で、これからのことを話せるのだと思っています。これまであまり語ってこなかった、なぜ小林の評伝を書いているのか、ということにも触れています。