大澤信亮

批評家・日本映画大学教授

最近の仕事

このところ更新が滞っていたのでまとめて報告します。

「新潮」10月号の「小林秀雄」第15回は林房雄と喜代美夫人について、11月号と12月号(第16回と第17回)は2回にわたって小林の戦前のドストエフスキー論について書きました。『永遠の良人』、『未成年』、『罪と罰』、『白痴』、(『地下室の手記』)、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』。小林がこれらの作品をどのように読んだのかを追っています。同時に、ドストエフスキーを読んだことがない、あるいは読もうとして断念した人への導入になるように心がけました。

12月発売1月号は新年号のため連載は休載です。