大澤信亮

批評家・日本映画大学教授

2011-01-01から1年間の記事一覧

宣伝二つ

今月出席するイベントです。どちらも参加自由で無料です。11月6日 3・11以後の社会と私たち(恵泉女学園大学学園祭) 11月17日 批評ということ(静岡県立大学看護学部)僕は3月11日以降、難航している別の長編批評とともに、ずっと災害論の準備…

坂口安吾研究会

直前ですが以下のイベントの告知です。 9月24日 いま、安吾を読む(坂口安吾研究会) 僕は坂口安吾について何かを書きたいと思ったことがありません。文学的な評価が高いことも知っているし、心をつかまれる言葉も確かにあるのですが、根本的に不徹底な人…

思想の登龍門

今月21日に朝日カルチャーセンター新宿教室で下記の講義をします。思想の登龍門昨年10月の『神的批評』の刊行以来、いわゆる刊行記念イベントのお誘いはすべて断ってきました。「ロスジェネ」4号でも話した通り、僕はイベントや公開トークにあまり可能…

第24回三島由紀夫賞(追記)

第24回三島由紀夫賞の最終候補に『神的批評』が選ばれました。候補に選んで下さった関係者各位、読んで頂く選考委員の方々に、心より感謝申し上げます。三島賞に批評がノミネートされるのは12年ぶり、受賞に至れば14年ぶりとのこと。ぜひこの機会に久…

思想家

nobody賞の副賞の100万円ですが、東北義援金として、日本赤十字社に全額寄付しました(信頼できる専門家に聞いたところ、現時点ではもっとも妥当な寄付先とのことです。新聞で報道された寄付先を翻すことになってしまい申し訳ありません)。大切な友人知…

今月の仕事(追記あり)

今月は「新潮」に「山城むつみのミッション」(26枚)を掲載します。これについては多くを語りません。とにかく読んでほしい。これもまた論争文ですが、先月の「復活の批評」や「いかに神の力を発動させるか」とは性質が異なります。ただし、どれに優位が…

今月の仕事

今月は「文學界」に「復活の批評」(100枚)を、「atプラス」に「いかに神の力を発動させるか──「『世界史の構造』を読む」を読む」(30枚)を掲載します。いずれも論争的な性質の文章です。僕はかつてある人と「論争の問題を考え続ける」と約束しまし…